青のSP―学校内警察・嶋田隆平― ネタバレありの自分の感想とキャリア視点からみた感想。
藤原竜也のキレッキレの演技が面白いです。また、学校の問題に関しては、1話1話が完結したストーリーになっているのもいい点です。最後2話だけは連続。自分の恋人を殺した犯人を探すの伏線に関しては、ある程度観ておいた方がいいですが、時間の無い方は後半4話ぐらいを観るのもお勧めです。出来れば全部観てほしいです。
キレッキレの場面はいくつかありますが、1話目の器物損壊及び暴行の現行犯でのいきなりの逮捕!これはなかなか見ものでした。また、1話目の最後には刃物を持った犯人に女生徒を突き出すなど、警察官にあるまじき行為。その後に警棒で殴っての逮捕はすっきりします。
1.青のSPの全体感想
そして最初はSPを怖がっていた生徒も、問題解決していくSPに徐々になれていくのも見どころです。特に、二人の生徒に学内を探らせる。そして女の子はピーポ君のキャラにちょっとときめくところなどは緩急がついていて面白い点でした。
このドラマではマタハラ、セクハラ、パワハラそしてジェンダー問題など様々な問題を取り扱っており、考えさせられるドラマでもあります。また、警察と学校もので、「こんなこと現実にはないよ」という点を楽しめる方にはオススメのドラマです。
2.藤原竜也の民放ドラマは久しぶり?
藤原竜也を民放のドラマで見たのは、「ST 警視庁科学特捜班」以来。その間にはいくつかドラマに出ていたようですが、このドラマがとても面白かったので記憶があります。岡田将生との名(迷?)コンビで言い合いがすごく印象に残っています。また、見返してみたいという気持ちになりました。
3.衝撃を受けたのは何話目?
3話目です。最後に犯人の生徒に対して拳銃を突きつける衝撃。現実でそんなことしたら確実に懲戒免職です。少し飛んでいるところがこのドラマの魅力。3話目は学校の備品盗難から始まり、薬物、女子生徒の男子生徒に対するストーカー行為など盛りだくさんでした。
4.少し重いテーマは何話目?
7話目が少し重すぎたテーマでした。演技がうまいのか介護されている方に本当に嫌悪感を抱くほどです。ただ、現実に介護されている方は大変なんだと認識させられる話でした。
5.スクールポリスについて
スクールポリス制度は実際に学校に警察官を常駐させるもので、海外では実際に取り入れられています。今の日本では現在導入されてはいません。日本でも導入される可能性はあるかもしれませんが、是非をめぐっては議論されることでしょう。
6.思春期の若者たち
心理学の発達理論における中学生は青少年期になります。子供ではないが大人でもない時期。この時期は、非常に不安定で、感情の起伏も激しくなります。同一性の確立の時期ですので、このような感情の起伏も自然反応であると認識し、寄り添う気持ちで接すると良いのではないでしょうか。
7.まとめの感想
生徒だけでなく教師の問題も取り上げ、藤原竜也のキレッキレの演技で楽しく観ることができました。また、様々な問題も取り上げていますので、キャリアコンサルタントとしても色々と考えさせられる内容でした。